| m&m Back Number 2000年 5月 |
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一人暮らし 一体どのくらいの人が一人暮らしをしているんだろう、と考えることがある。僕は今まで一人暮らしをしたことがない。大学生になって上京したときも兄と同居した。そして学生の終わり頃に結婚したから、妻との同居が始まった。普通チャンスがあるとすれば、地方から出てきた学生時代か、働きだして独身生活をしている間なんだろうが、どちらも一人ではなかった。そのせいか、一人暮らしに対するあこがれが人よりも強いのではないかと思う。娘と息子がいて、横浜に住まいがあり、二人とも東京と横浜に校舎がある大学に通学しているが、一人暮らしを勧めたいくらいだ。何だか一人で暮らしたことがない人間は、泳いだことがない人間ぐらいに世間知らずのような気がしてならない。 昔書いた小説の中で、主人公の男が自宅とは別に部屋を借りて「ギリシャ」と名付けているという設定にしたことがあるが、それは当時は気付かずにいたが僕の潜在的なあこがれではなかったのか。誰にもいわずに秘密にしている部屋で、その部屋にいる時だけ男は自然な呼吸ができる。 難しいことだが、「ギリシャ」が欲しいと思う男は多いと思う。 2000.5.15 いろいろ気分が変わりましてホームページを一新しました。同時にJacobettyのサイトも開設します。カリントファクトリーのこのサイトは、本来の形に戻り、僕の個人的なページとして、自分自身のプロデューサーとしての私見や詩や小説や随筆などの作品を発表する場にしたいと考えてます。m&mとは、メッセージとメモランダムというような意味です。しっかりとした作品はジャコベッティの方でも発表していきます。音楽配信システムの普及に対して、インターネットを有効に活用したいということです。音楽のみならず、面倒なシステムをショートカットできる、インターネットを利用しない方はないと思います。その情報の様々な意味でのフィルターは個人の良識にかかっていますから、僕自身も謙虚にいきたいと考えています。 Jacobettyのサイトに関しては、そちらを見てください。サイトを立ち上げた理由を書いています。尾崎豊、村下孝蔵という盟友の情報と、Jehoに関したものは引き続き載せていきます。そして新しい才能についても随時紹介していきます。 このカリントファクトリーのホームページは、10万回のアクセスの積み重ねに感謝しつつ、これからも継続していきますので、よろしくお願いします。 2000.5.15 木の芽時 新緑の季節というか木の芽が出てくる季節というのは、どうも人の体や心になにがしかの影響があるような気がする。生命力が高まり活性化する環境であるから、きっと人間も成長する時期なんだろう。逆にこの時期に成長しないのは生命力が退化しているのかもしれない。木の芽時に女性の肌は荒れるらしい。男は心がざらつき妙なことを考えるのか。月を見ていたら気が触れるというが、満月だというのに朝から雨である。夜には晴れるという。月を見ないようにしようか。 2000.5.18 TO YOU TO YOUは梅雨に聞こえる。もしかして、この雨模様は僕のためにあるのか。 2000.5.19 シャンプーやリンスや入浴剤のボトルを空っぽにするのが好きだ。毎日使って少しずつ量が減るモノを確かめながら使い切ることが好きなのだ。達成感の一番わかりやすい例ではないか。牛乳でもジュースでもミネラルウォーターでもいい。ボトルを空ける。こんなつまらないことでいい気分になるではないか。人は使い切るのが好きなのだ。空きそうになってからの最後の段階での使いっぷりは、ものを大切にしようとする良心に対する反逆にも似た悪意のようでさえある。あの感じがたまらない。自分が立派な大人になれなかったことを確認しているようで安心するではないか。 2000.5.22 人の肉体信仰は時にバカげている。運動不足だという思いは現代人の共通コンプレックスになっている。このスポーツに対する劣等感はどこから来るのかといえば、体力の減退、筋力の劣化、肉体の老化などからだろうか。体を鍛えることはそれほど重要なことではない、とどこかの学者が唱えても何ら説得力がない。それでも、健全な体は健全な精神に宿るというではないか。精神を鍛えることの方がどれほど重要か。健全な精神は健全な肉体に宿るわけでしょうから、仕事が終わってトレ-ニングジムに通う人たちは、とても健全な精神を謳歌しているとは思えない。なんてひがみですか。要するに僕は運動不足なんです。 2000.5.23 もう夏のような天気です。冷房を入れずに窓を開けて風を入れ込んでいると爽快です。 2000.5.26 いったん空気が抜けたものをふくらますのはわりと簡単であるが、またすぐに抜けるような気がする。最初に空気を送り込んだときの緊張感は、最初だけのものだ。それを初心というなら、そのフィーリングだけでも忘れるなという意味で、初心忘るべからず、というんだろうか。 2000.5.29 |
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