Sample Gallery

TOYAMA CITY POP WAVE

2009–2014 | 6 YEARS / 6 EVENTS

TOYAMA CITY POP WAVEは、音楽プロデューサー・須藤晃がプロデュースした富山市のアート&カルチャーイベントです。2009年から2014年までの6年間、毎夏開催されました。音楽、現代アート、写真、舞台、ストリートカルチャー、体験型ワークショップを組み合わせ、子どもたちが本物の表現に出会える場を目指しました。

須藤は2008年に富山市政策参与に就任。富山市民プラザやグランドプラザ、オーバード・ホールなどを舞台に、世代を越えて楽しめるプログラムを展開しました。

FOR THE KIDS ― 開催の原点

「子供たちにも『本物』に出会うチャンスを与えたい」――2009年の公式アーカイブに掲載された須藤のメッセージには、このイベントの出発点が示されています。

2009|ストリートから始まるアート

初年度は「FOR THE KIDS」を掲げ、グランドプラザなどを会場に、身近な場所で表現に触れる機会をつくりました。

POP WAVE 2009 告知資料
POP WAVE 2009 告知資料
  • 「バスケ祭&LIVE PAINTING」:大阪籠球会のフリースタイルバスケットボールと子ども向け教室、MAU MAUによるライブペインティング
  • 「ナナ・イロ」ミニライブ、お笑いライブなど、ジャンルを横断するプログラム

2010|絵本原画と音楽ライブ

西野亮廣の絵本原画展を中心に、舞台と音楽のプログラムを拡大しました。

POP WAVE 2010 告知資料
POP WAVE 2010 告知資料
  • 「にしのあきひろ展」:『Dr.インクと星空キネマ』『Zip&Candy』の原画を展示
  • 「KINGKONG LIVE 2010」:キングコング結成10周年記念ライブ
  • 「FOR THE KIDS LIVE」:トータス松本、高田梢枝、ナナ・イロ、アストロコースト、志帆が出演

2011|尾崎豊の記録を伝える

3回目には尾崎豊の足跡をたどる展示を開催。音楽にまつわる記憶と資料を、次世代へ伝える企画が加わりました。

POP WAVE 2011 告知資料
POP WAVE 2011 告知資料
  • 「尾崎豊 覚え書き」:ライブ写真、ツアーパンフレット、ステージ衣装、楽器、LPなどを展示
  • 「OZAKIを語る」:須藤晃と井上マーによるトークプログラム
  • 中村善郎によるボサノヴァライブ、「KINGKONG LIVE 2011」など

2012|ポップアートと身体表現

美術鑑賞に加えて、観客自身が参加する謎解きやワークショップも展開しました。

POP WAVE 2012 告知資料
POP WAVE 2012 告知資料
  • 「KING OF POP WAVE ART COLLECTION 2012」:BANKSY、MR.BRAINWASH、DFACEなどの作品を紹介
  • 「K氏の呪われた手紙」:ギャラリーを舞台にした参加型推理ゲーム
  • 「STREET BEAT TAP meets BMX」:熊谷和徳、YORK UNO、沼直也、ケンタロウらによるパフォーマンス

2013|5周年 ― OZAKI20 スピンオフ

5周年の目玉として、尾崎豊の没後20年を記念した特別展「OZAKI20」のスピンオフを開催しました。

OZAKI20 スピンオフ 2013 告知資料
OZAKI20 スピンオフ 2013 ビル壁面広告
  • 「尾崎豊 特別展 OZAKI20〜スピンオフ〜」:7月29日〜8月4日、富山市民プラザ2階アートギャラリー
  • 写真60点以上の展示、未公開映像・音声を体験するKEYSTATION、直筆ノートを紹介するNOTESコーナー
  • ステージ衣装、楽器、机、直筆の絵画などの展示と富山限定グッズ
  • 岩堀路子による「みっちゃんの紙粘土教室」やトークイベント「我がよき友よ」も開催

SPECIAL FEATURE|OZAKI20 〜スピンオフ〜

2012年から各地で開催された「尾崎豊特別展 OZAKI20」を、2013年の富山で会場に合わせて再構成した特別展です。音楽作品だけでなく、写真、衣装、楽器、創作ノート、映像・音声などを通じて、尾崎豊という表現者の姿に迫りました。

OZAKI20 富山会場の記録 1
OZAKI20 富山会場の記録 1
OZAKI20 富山会場の記録 2
OZAKI20 富山会場の記録 2
OZAKI20 富山会場の記録 3
OZAKI20 富山会場の記録 3

2014|TOYAMA STYLE

6年目は、北欧アートなどを通して暮らしと文化を考える企画を展開。音楽や美術から日々のライフスタイルへと視野を広げました。

TOYAMA CITY POP WAVE 2014 北欧展 告知ビジュアル
TOYAMA CITY POP WAVE 2014「北欧展」告知資料

2015年以降 ― 次の文化事業へ

2015年、須藤晃は富山市民文化事業団の芸術監督に就任。POP WAVEで積み重ねた文化発信の取り組みは、オーバード・ホールを中心とする事業へと軸足を移していきました。